台湾環境部化学物質管理署(TCSB)は2025年8月5日、ホームページ上で、危害性リスク評価およびばく露評価の提出対象となる既存化学物質4物質を公開しました。また、危害性リスク評価の記載例も併せて公表しています。

 

同署によると、公開された危害性リスク評価の記載例は、そのまま申請書類として提出することが可能です。一方で、独自に評価書を作成する場合は、2025年12月31日までに調査票を提出し、2026年12月31日までに自社で作成した危害性リスク評価書を提出する必要があります。

 

ばく露評価については、今回対象となった4物質を実際に、または予定として製造・配合・使用する申請者は、ばく露状況に関する情報を提出しなければなりません。ただし、ばく露量の推定やリスク特徴の記述など、その他のばく露情報については、現時点での提出は求められていません。

 

なお、台湾当局は、今回の対象物質について既存化学物質標準登録2級~4級を行った申請者に対し、個別に公文書を送付し、提出期限や関連説明会に関する案内を行う予定です。

 

下記のリンクより記事の原文をご確認いただけます。

https://tcscachemreg.moenv.gov.tw/Epareg/content/login/NewsDetail.aspx?k=n&enc=457D926FF40AEC12A0280D1D8C0E9CF3164309219F2847C1