2022年1月25日、アジアンエクスプレスが中国化工信息中心(CNCIC)を通じて入手した情報によりますと、

危険化学品のQRコード作成機能を含む、危険化学品の新しい登記システム(危険化学品登記総合サービスシステム)の中国全土における運用開始時期は、2022年2月16日ごろの予定です。

 

NRCCの計画によると、現行の「危険化学品登記情報管理システム」、および「危険化学品経営使用企業登記システム」は、2022年1月28日12:00(正午)をもって利用を停止し、システムのアップグレード作業を行います。

その後、2月16日ごろから新しい「危険化学品登記総合サービスシステム」の運用に移行する予定です。

現在登記作業を実施中の企業様は、2022年1月28日12:00(正午)までに必要情報の提出を完了されますようお勧め致します。また、新規のユーザー登録、登記証内容の変更申請、登記証の延長申請は、現行システム上では、すでに受理されない状況です。

 

「危険化学品登記総合サービスシステム」上では、危険化学品登記を完了した危険化学品(製品)のQRコードが自動的に作成されるようになっていますので、現在広東省内で要求される、危険化学品ラベル、包装等へのQRコード付与が2月16日ごろから全国的に必要になることを意味します。

なお、上記QRコードは、システム上で危険化学品登記の情報提供を完了しなければ作成されませんので、これまで危険化学品の確定原則に該当するにもかかわらず、危険化学品登記を行っていなかった製品についても、今後は危険化学品登記の完了が必要になることが明らかになりました。

 

今後は、2月16日前後の状況をチェックし、再度最新情報をお届け致します。

ご不明な点は、いつでもお問い合わせ下されば幸いです。

 

2022年1月26日

株式会社アジアンエクスプレス

化学品情報管理部

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